クライミングのトレーニングにおすすめの本７選！読んで上達に繋げよう

こんにちは、クライマーのヨシタツです！

クライミングをはじめスポーツは身体を使うものなので、

「本なんか読んだって上手くならないよ」

と考える人もいるかと思います。

たしかに本を読んだだけじゃ上手くならないし、実際に登ることが一番の上達への近道です。

しかし、

という方もいるでしょう。

そこでこの記事ではクライミングの基礎やトレーニングについて書かれている本の中から、クライミング歴３年の僕が参考にしてきた本７選を紹介したいと思います！

本は体系的に知識を得られるため、全体像を把握することでクライミングの理解が深まり上達に役立つことでしょう。

ざっくり紹介していきますので、ぜひ読んでみてください！

初心者クライマー向け『ボルダリング入門』

ボルダリングのルールやムーブの基礎、ホールドに合わせた重心移動のコツ、トレーニング方法や外岩のイロハについて、簡単にまとめられています。

写真を使って解説されているので、視覚的にも分かりやすいと思います。

本当にボルダリング初心者！という人におすすめですね。

リードの基礎を学びたいなら『スポーツクライミング「リード」上達バイブル 実践テクで差がつく！』

日本フリークライミング界の第一人者である安間佐千さんが監修した本です。

タイトル通り、リードクライミングに特化した内容になっています。

>>>関連リンク『クライミングのジャンルって何があるの？４種類に大別！』

大きな写真を使って解説されているので、頭に入りやすいですね。

安間さんはヨガを取り入れたり精神的な面も重視しているクライマーなので、安間さんのクライミングに対する考え方についても興味深いです。

本気で強くなりたいなら『クライマーズバイブル（上下巻）』

◇CLIMBERS BIBLE・（364552） クライマーズ バイブル（上巻）理論編

◇CLIMBERS BIBLE・（364553） クライマーズ バイブル（下巻）トレーニング編

大手クライミングジム「PUMP」を運営しているフロンティアスピリッツから出版された渾身の２冊。

ムーブやボディケア、トレーニングの組み立て方などかなり詳しく書かれています。

上巻は理論中心、下巻は実際のトレーニング内容が中心になっています。

有名クライマーのインタビューも数多く掲載されているので、強いクライマーがどのような取り組み方をしているのか知ることもできます。

とにかく、本気でクライミングが強くなりたい人は必見ですね。

クライミングを理論的に学びたいなら『スポーツクライミング教本』

スポーツクライミングのテクニックについて理論的に書かれた１冊。

こちらは写真ではなく、イラストを使っての解説になっています。

初・中級者向けという触れ込みではありますが、「こういう角度の場合、この方向に力が働きますよ」といった物理学的な観点から細かく書かれている箇所が多いので、初心者には少し難しいかもしれません。

ド文系クライマーである僕も一読しましたが、ちょっと難しいと感じました（笑）

しかし、頭でしっかり理解したい理系クライマーにとってはこれほどぴったりな教本も無いのではないでしょうか。

マニアックな内容も豊富！『ジャック中根のクライミング道場　目からウロコが50枚』

東京・目白の登山用具店「カラファテ」の名物店員、ジャック中根こと中根穂高さんの著書。

クライミング雑誌『Rock&Snow』に連載していたコラムをまとめた本になります。

ロープワークからギア、ムーブ、トレーニング法まで、経験豊富な中根さんが独自の観点で書いています。

普通の教本には書かれていない一歩進んだ内容が盛りだくさんで、読み物としても非常に面白かったです。

トレーニングのバイブル『パフォーマンス・ロッククライミング』

1999年に出版された海外の古い本ですが、クライミング界では有名な本です。

既に絶版となっているようで、残念ながら中古でしか入手できません。

理論的な内容になっていますが、トレーニングのスケジューリング方法など参考になります。

中上級者のクライマーは、ぜひ読んでみてほしい１冊です。

故障に悩んでいるなら『クライマーズ・コンディショニングブック』

クライミングに関する故障や身体の作りなどについて、医学的な見地から書かれた本です。

2005年に『クライマーズ・ボディ』というタイトルで出版されましたが、2019年に改訂されたものがこちらになります。

日本のレジェンド的なクライマーである平山ユージさん、小山田大さんの巻頭インタビューも掲載されています。

故障に悩むクライマーは、この本で身体やコンディショニングについて学んでおくと良いでしょう。

僕も指をパキったときは、この本で勉強しました。

>>>関連リンク『クライミングの「パキる」とは？治療や予防について体験談紹介』

まとめ：本で体系的に学び実践してみよう！

以上、クライミングのおすすめ本を紹介してきました。

本の良いところは、必要な知識が体系的に理解できる点です。

そして知識を得て、普段のクライミングに取り入れられるものは、早速実践していきしょう。

せっかく学んでも実際に使わなかったら宝の持ち腐れですからね。

ご紹介した本が皆さんのクライミング上達に役立てば幸いです。