インドアジムでのクライミングや、沢登りで使うロープって、30~40mぐらいのロープを使うことが多いんですよね。でも、山道具屋で売ってるロープは50~60mぐらいのものが主流で、短めのロープって選択肢が少ないんです。
沢登りでは、短い滝しか出てこないような沢の場合、30m程度のロープをよく使います。
ただ思えば僕、いつも他のメンバーが持ってきてくれるのを頼りにして、沢登り用のロープは特に持っていなかったんですね。
そこで先日、60mロープを共同で購入し、半分にしてシェアしようという提案に、山仲間の一人がのってくれました。ありがたや。
ロープ選び
早速、ネットでよさげなロープを探してみることに。条件としては、以下です。
- 長さ60m、径(太さ)8mm台のダブルロープ
- ドライ加工がされていること(水濡れに強い)
- 2万円台前半ぐらいの価格
上記にあてはまるロープはいくつかあったのですが、価格面で、べアールのコブラⅡというロープを購入することにしました。
ネットだと定価より少しだけ安くなっており、ポチっとした数日後にロープが届きました!
新しいロープって、ウキウキしますね。
ではここから、実際にロープを半分に切断していきます。
ロープの切断
購入したロープには、センターマーク(ロープの中間にある目印)が付いていなかったので、ロープを振り分けてから、中間部分にマスキングテープを貼りました。
この部分をカッターで切断します。新しいロープを切るのは、なんだかもったいない気もしますが。。
わりと簡単に切れました。
こんな簡単に切れるってことは、ある意味、実際のフィールドで鋭利な岩角などで摩擦が起こるとロープって切れる恐れもあるってことなんですよね。気をつけよう。
切断面がほつれないように、ライターで炙って繊維を固めます。
固まりました。
これでも十分ではあるのですが、念のため、熱収縮チューブというものを使って補強しようと思います。
熱収縮チューブで先端を補強
ネットで、熱収縮チューブを購入しました。その名の通り熱を加えると、収縮するそうです。
ロープの径が8.6mmなので今回は10mmのものを選びました。初めて使うので、うまくいくかなぁ。
こんな感じで、ロープの先端2cm分ぐらいにカットします。で、このチューブをライターで炙ります。
すると、ロープの形に沿うようにきれいに収縮してくれました!すばらしい。
これでほつれにくくなることでしょう。
無事、2本のロープが出来上がりました。これで友人とシェアすることができます!
そこまで大きな手間なくできたので、みなさんも是非試してみてください。
なお、ロープ切断の手順は以下のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。
それでは今回はこのへんで。
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