こんにちは、クライマーのヨシタツです。(@yoshitatsu696)
ボルダリングは壁を登るというシンプルなスポーツですが、きちんと押さえておくべきルールや、ジムでのマナーがあります。
ボルダリングってどんなルールがあるの?
ジムで気を付けないといけないマナーとかあるのかな?
この記事では、ボルダリング歴3年の僕がそんな疑問にお答えします。
ボルダリングのルール
まずはルールから押さえておきましょう。
①スタートとゴールの位置を確認しよう
ジムの壁に付いているカラフルな突起物のことを「ホールド」といいます。
ホールドを手で掴んだり足を置いたりして、壁の一番上の方まで登っていきます。
大抵、ボルダリングジムで設定されている課題にはスタートの「S」とゴールの「G」という文字がシールなどに書かれています。
なお、スタートからゴールまで設定されているルートを「課題」と呼びます。
まずは登る前にスタートとゴールのホールド位置を確認しましょう。
②最初は両手でホールドを持ってスタート
スタート(S)のホールドは、両手で持って登り始めるのが原則です。
中には左右別々のホールドに分かれている課題もあります。(その場合は「右」「左」と」示されています)
スタートのホールドを片手で持って登り始めたりするのはルール違反です。
③同じ色のホールド or 同じ色のテープが付いているホールドを使う
ジムによって異なりますが、「同じ色のホールド」もしくは「同じ色のテープが付いているホールド」を使って登るのがルールです。
同じ色のホールドで統一されていれば分かりやすいですが、テープで示されているとちょっと分かりにくいかもしれません。
登る前にホールドを覚えておかないと、途中でどのホールドを使えばよいか分からなくなるので注意が必要です。
④ゴールするときは両手でタッチして終了
上までたどり着いたら、ゴールのホールドを両手でタッチしましょう。
これでめでたくクリアーです。
登り切ると爽快感がありますよ。
⑤降りるときは安全の高さまで下がってからにしよう
ゴール地点からマットまで飛び降りても良いのですが、怖いと感じたら無理せず安全な高さまで下がるようにしましょう。
いくら分厚いマットが敷いてあるといっても、数メートル上から飛び降りたら、それなりに膝や腰に衝撃がかかりますからね。
若い人はけっこう飛び降りる人が多い印象がありますが、僕は安全のため少し下がってから降りるようにしています。
ボルダリングジムでのマナー
ルールを理解したら、ジムでのマナーも押さえておきましょう。
他の人が登っているときは登らない
安全上、一つの壁面で登っていいのは基本的に一人だけです。
同時に登ってしまうとお互い衝突してしまう危険があります。
他の人が登っているときは、その人が登り終わるまで待ちましょう。
登りたくてウズウズしてしまう人もいるかもしれませんが、怪我をするよりはマシ。
順番を守って登るようにしましょう。
チョークをつけて登ろう
チョークとは滑り止めの白い粉のことです。
大抵のジムでレンタルすることができます。(中には無料で提供してくれるジムもあります)
チョークを付けないで登ると自分の手汗がホールドに染み込み、ヌメってしまいます。
夏場の暑い時期なんかはチョークを付けないと最悪ですよ。
他のクライマーのためにも、きちんとチョークを付けて登るのがマナーです。
マットの上に座らない
たまにマットの上に座って休んでいる人を見かけますが、これはマナー違反。
近くの壁で登っている人がいる場合、落ちてきたら危険です。
休憩や順番待ちをしているときは、マットから離れたスペースにいるようにしましょう。
まとめ:ルールやマナーを守り、楽しくボルダリングをしよう!
以上、ボルダリングジムでのルールやマナーについて解説してきました。
ボルダリングのルールを理解することは、クライミングを楽しむための第一歩。
マナーもきちんと守れれば、周りのクライマーとも気持ちよく登ることができます。
是非これまで解説してきたことを覚えて、楽しくボルダリングをしましょう。
今回は以上です。
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