こんにちは、クライマーのヨシタツです!
クライミングを始めてから約3年。
ここ最近は頻度が落ちてしまっていますが、僕が今までに履いてきたクライミングシューズを紹介したいと思います。
色々と失敗もしてきたので、シューズ選びの参考になれば嬉しいです!
【1足目】ファイブテン「モカシム オンサイト」
記念すべき1足目のマイシューズ、ファイブテンの「モカシム オンサイト」。(当時の輸入代理店はキャラバンでしたが、今はアディダスに変わっています)
ジムのレンタルシューズを卒業すべく、目白のカラファテで購入しました。
初心者の1足目におススメの定番シューズ
初心者のため正直どのシューズにしたら良いかわからなかったので、店員さんのおすすめしてくれたシューズの中から一番しっくりしたものを選びました。
類似商品に「モカシム」というスリッパタイプのものがありますが(「オンサイト」と付いてないやつ)、僕が選んだのはベルクロタイプの「モカシム オンサイト」。
いわゆる、スニーカーのマジックテープみたいなもんですね。
ベルクロで締め具合を自分で調整できる方がいいかと思い、僕はこちらを選びました。
初心者にとってクライミングシューズはサイズがきつくてめちゃ痛く感じるのですが、このシューズはしばらく履いていくうちに伸びてきて、足に馴染んでいきました。
靴裏のソールがフラット(平ら)で変なクセもなく、初心者にはおすすめですね。
モカシムオンサイトで、僕は外岩にも行っていました。
【2足目】アンドレア・ボルドリーニ「パンテラ」
1足目のモカシムオンサイトを履いて1年ぐらい経った頃でしょうか、ジムでの練習中、ベルクロが「ブチッ!!」と切れました。
そろそろ替え時かー、ということで2足目を検討。
同じくカラファテで購入しました。
「アンドレア・ボルドリーニ」は、フランスのメーカー。職人さんの名前をそのままブランド名にしているそうです。扱っている店が少なく、その希少性にも惹かれました(レア感のあるものが好きなんでw)
履き心地抜群!!
「パンテラ」の一番の特徴は、なんといっても履き心地。
履いた瞬間、「スッ」と足が入るフィット感が半端ないんですよね。これには感動を覚えました。
サイズを攻めすぎて失敗
しかし2足目シューズ選びの失敗あるあるで、僕は小さいサイズを攻めすぎてしまいました。
なんか、「攻めたサイズの方が登れそうな気がする!」と思っちゃうんです。どこかでそんなあるある話を耳にしてはいたのですが、例に漏れず僕もやっちまいました。。
きっと履いてくうちに伸びて馴染んでいくだろうと思っていたのですが、伸びにくい素材のようで一向に馴染みません。
シューズとしては優秀なのでしょうが、サイズが合わず失敗。皆さんもお気をつけください。
【3足目】:ラ・スポルティバ「TCプロ」
3足目の「TCプロ」は、マルチピッチ用に買いました。こちらもカラファテにて。
アメリカの超絶クライマー、トミー・コールドウェル氏が開発に携わっており、彼のイニシャルがシューズ名に含まれています。
マルチピッチクライミングにおすすめ
店員さんから、マルチだったらこれ一択!ぐらいな感じでおススメされたので、24,000円ほどと少しお高かったのですが、迷わずこれに決めました。
マルチピッチの場合、長時間履き続けるため、痛くならないよう少しゆったり目のサイズにした方が良いです。
シューレースタイプになっていて、紐で締め具合を調整することもできます。マルチピッチで、足が痛くなってきたら合間の時間に緩められるのが良いですね。
クラックにも最適
また、マルチピッチだけでなくクラック(岩の割れ目)を登るのにも最適です。
僕はクラックを本格的に始めた当初、モカシムオンサイトで登っていたのですが、フットジャム(つま先を割れ目につっこんで固定させる技術)をしたときに痛すぎて登れなかったんですよね。(まあ、下手クソだったってのもありますがw)
で、このTCプロに履き替えてからは痛みが激減して、めちゃくちゃ登りやすくなりました。
TCプロの特徴として、
- ソールがフラットになっていて、フットジャムを決めやすい
- くるぶしまで覆われていて、足を保護してくれる
といった点が、クラックに適しているところですね。
だいぶボロくなってきましたが、このシューズは今でもマルチやクラックで活躍してくれています。
【4足目】レッドチリ「アンプ」
2足目の「パンテラ」でサイズを攻めすぎた反省から、もう少し余裕をもったジム用シューズが欲しいなーと思い、選んだレッドチリの「アンプ」。
紐もベルクロも付いてない、スリッパタイプのシューズを試してみたかったのです。
店頭ではモンベルでしか扱っていないメーカーのようで、最適なサイズを求めていくつかのモンベル店舗を回りました。
スリッパタイプはサイズが重要!
しかし、どうも最適サイズより若干大きいサイズの在庫しか見つからず、「まーいっか・・!」と妥協してしまったのが失敗でした。
この頃にはリードで5.11台前半は登れるようになっていたのですが、このシューズに変えてから極度のスランプに陥りました。
サイズが大きくて足がしっかり決まっていなかったんですね。スリッパタイプは紐やベルクロで締め具合を調整できないため、サイズ選びはより慎重に行なう必要があります。
それと、ラバーの性能がちょっと低いようにも感じました。スポルティバなんかと比べると、結構滑りやすいです。
またしてもシューズ選びに失敗してしまい、これは僕にとっていわくつきのシューズです(笑)
【5足目】ラ・スポルティバ「コブラ」
4足目のアンプで、「もう失敗してなるものか!」と僕は思っていました。
ちょうど、いつものカラファテで「リアルチープマーケット」という半年に1回行われるセールがあり、安くなっていたのがこの「コブラ」。たしか、1万円ちょっとだったと思います。
こちらもスリッパタイプのため、サイズ選びは慎重に行ないました。
結果、これが買って大正解。
すごくフィット感もいいし、なによりラバーの性能が素晴らしい。ピタッ、とホールドに吸い付くような感覚がします。スポルティバ様様。
コブラにシューズを変えてから急に、リードで11台が再び登れるようになりました。
1年以上履き続けてますが、いまだに健在。トレーニング頻度が落ちているとはいえ、耐久性もけっこうあります。
使えなくなったら、同じものをリピートしてもいいかなーとも思っています。
【6足目】ラ・スポルティバ「ミウラー」
こちらもリアルチープマーケットで安くなってたので、コブラと同時に購入。
言わずと知れた、スポルティバの名作シューズです。
たしか13,000円ぐらいだったので、だいぶお得に買い物できました。
ミウラーは外岩専用シューズにと思って選んだところ、小川山など花崗岩との相性が抜群でした。
これで初めてスラブを登ったとき、あまりのフリクションの良さに驚きました。滑る感覚がなく、安心感をもってぐいぐい登れたんですよね。
現在、外岩用シューズはマルチピッチ以外、このミウラー1本で登っています。
なお、ミウラーにはベルクロタイプや女性専用モデルもあります。
まとめ
クライミングシューズは世の中に沢山の種類が出ており、僕もまだほんの一部しか試すことができていません。
今後クライミングを続けていくにあたり、多くのシューズに出会うことになると思うので、また増えていったら随時更新していきます!
それでは、このへんで。
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