前回の記事に引き続き、長野観光の3日目は諏訪となります。が、その前に上高地から下山しないといけません。
徳沢キャンプ場から上高地へ
下山する前に、まずは腹ごしらえ。この日の朝食は、登山をやる人にはおなじみ、マルタイの棒ラーメン。
ここ徳沢キャンプ場の標高は約1,500mあり、朝晩は結構冷えるので、テントの中で調理しました。しょうゆ味のラーメンが身に沁みます。
あと一つお伝えしておきたいのが、トイレ事情。キャンプ場には無料トイレもあるのですが、1回100円の有料トイレもあるんです。
このトイレが素晴らしくて、個室がウォシュレット付きで、かつ温かい便座なんです。山の中でこんな整ったトイレが使えることに感動を覚えました。
徳沢キャンプ場が莫大なコストをかけて維持しているそうですが、こんなトイレなら、喜んで100円を払いたくなってしまいます。
テントを撤収したら、また上高地まで2時間ほど歩いて戻ります。
キャンプ場を出たのは朝の7時前ぐらいでしたが、木の間から入ってくる朝陽が綺麗でした。妻は写真好きなのですが、この角度から入ってくる朝の光が一番好きだそうです。
朝は元気だからか、行きで来たときより速いペースで、あっと言う間に上高地まで戻ってきました。
戻ってきてから気づいたのですが、上高地を流れる梓川の水量が、例年と比べて少ないなーと思いました。今年の冬は雪が少なかった影響か、雪解け水も少ないのですかね。
下諏訪へ
そして、上高地からバスと電車を乗り継いで、松本まで戻ります。そこから今度は下諏訪へ向かいます。
下諏訪駅は、趣のある駅舎で良いですね。
上高地ではお風呂に入れなかったので、温泉へ直行します。今回は露天風呂のある、旦過の湯(たんがのゆ)という温泉に行ってみることにしました。
途中、温泉街にこんな素敵な雰囲気のカフェもありました。残念ながらお休みでしたが、また機会があれば入ってみたいですね。
旦過の湯に到着しました。
ちなみにここの温泉、温度がめちゃ熱かったです。内風呂が2つあり、「やや熱い」の案内表示で44℃ぐらい、「熱い」で47℃ぐらいの温度設定になっていました。「熱い」ほうにも足だけ入れてみましたが、火傷しそうなぐらい熱かったので断念。(露天風呂は適温でした)
また、入浴中に地元の方にも話しかけていただき、諏訪のことを色々教えていただきました。こういう交流があると、旅の楽しさが増しますね。
諏訪大社へ
汗を流してすっきりした後に昼食を済ませ、その後は諏訪大社へ行きました。
諏訪大社は4つに分かれていて、下諏訪駅に近いのは春宮・秋宮。お隣の上諏訪駅に近いのが本宮・前宮となっています。今回は秋宮にお邪魔しました。
しめ縄、狛犬などスケールが大きく圧倒されましたね。
杉の木もデカかった。
諏訪のお祭り、「御柱祭」で使用されたと思われる、巨木が祀られていました。
御柱祭は平安時代から1200年も続く、伝統行事だそうです。7年に1度行われ、前回は昨年(2022年)に実施された模様。切り出された巨木は、4つの各宮に祀られているみたいです。
境内の石畳に、御柱祭のマンホールがありました。地元の一大イベントである様子が伝わってきます。
上諏訪へ移動
諏訪大社で心が洗われた気分になった後は、本日の宿がある上諏訪へ移動しました。
下諏訪に比べ、駅前にスーパーなどが入る大型商業施設もあったり、わりと栄えていました。住むのであれば、上諏訪周辺の方が便利そうな印象でしたね。
宿は、ホテルルートイン上諏訪。予約の際に見た写真の内装はすごい綺麗だったのですが、実物の外観は昭和レトロな感じでした(笑)
受付の男性がすごく親切な感じの方で、好印象。
お楽しみの晩ごはん
晩ごはんは、馬刺しを食べさせてくれるという居酒屋「ごん太」へ。
お祭りグッズなどが沢山飾ってあり、なんだか良い雰囲気。大将が一人で切り盛りしており忙しそうでしたが、美味しい料理とお酒を提供していただきました。
肉厚の馬刺し。歯ごたえがあって、美味かったです。
フルーツてんこ盛りのサラダ。みずみずしい。
豚の串焼き。良い豚肉を使ってるなーという感じで、これも美味しかったです。
今回、長野の郷土料理を食するチャンスがあまり無かったこともあり、満足度の高い食事にありつけました。日本酒も結構呑んでしまい、いい感じに酔っぱらいながら、宿へと帰りましたとさ。
最終日は次へつづく。
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